先日、礼文島を後にして隣の利尻島へ渡りました。

あいにく到着時は雨模様でしたが、天気予報では夕方から晴れるとのこと。

明日に期待をかけて、まずは島の名物・利尻昆布ラーメンで腹ごしらえ。

しっかりと出汁のきいたスープに最後はとろろを投入して、贅沢な一杯を楽しみました。

宿は「うみねこゲストハウス」。

目の前には雄大な利尻山がそびえ、ライダーやサイクリスト、登山者たちが自然と集まる憩いの場となっています。

夜は各々が用意したお弁当を食べたり、お酒を飲んだりしながら情報交換。

旅人同士の交流には、ほんのりとした「人の温かさ」という柔軟剤のような効果がある気がします。

クリーニングで衣類が整うように、旅先での人との触れ合いは心を洗い清め、ほぐしてくれるものなのかもしれません。

翌朝は利尻山の裾野、ペシ岬へ。

頂上からの眺めは文句なしの絶景で、疲れた心を吹き飛ばしてくれます。

ゲストハウスの皆さんに盛大な見送りを受けて、いざ利尻島一周ツーリングへ。

反対側から見る利尻山は「白い恋人」のパッケージにもなったほど絵になる美しさで、自然が織りなす色彩の鮮やかさは、心の曇りも忘れさせてくれます。

その後、稚内に戻り、オホーツク海沿いを颯爽と走るエヌサカを目指しました。

あまりに気持ちよく、ついシャッターチャンスを逃すほど。

夜道は街灯もなく、動物が飛び出すこともあり緊張感たっぷりでしたが、無事旭川の宿に到着。

早朝の散歩で出会った紳士と猫のツーショットは、静かな音色が聞こえてくるような美しい一幕でした。

帰りのフェリーの時間調整に小樽へ立ち寄ると、歴史ある倉庫にドンキが入っていて驚きました。

北海道を走りに走った8日間はあっという間。

苫小牧のフェリー乗り場には多くのライダーたちが集い、その中には明らかに80歳を超えているとおぼしき御年配の方々も。

自分など、まだまだひよっこ。

お元気な先輩方から力をもらいました。

帰宅後、この旅を何とか形に残したくなり、久しぶりに曲を作りました。

編曲はコモリタミノルさん、ボーカルはゴリ山田カバ男さんと、所沢発の3人で来年スタジオ録音予定です。

どんな楽曲になるか、どうぞお楽しみに。

さて、京しげクリーニングも年の瀬を迎えます。

年内の営業は12月29日(日)まで、新年は1月5日(日)からのスタートとなります。

お出かけや帰省で使った衣類、旅の疲れを癒すためにお気に入りの一着を清潔に整えませんか? 新年に向けて、心も衣服も新たな気持ちで迎えましょう。

今年もありがとうございました。

来年も、京しげクリーニングをどうぞよろしくお願い致します。