こんにちは。京しげクリーニングです。日頃は皆様の大切な衣類のケアをさせていただいておりますが、今回は少し趣向を変えて、私の北海道旅行記をお届けしたいと思います。

実は先日、かねてから憧れていた礼文島を訪れる機会に恵まれました。クリーニング業を営んでいると、お客様から「北海道へ行くんだけど、厚手のコートのお手入れをお願いしたい」といったご相談をたまに、いただきます。

礼文島2日目の朝は、まるで島全体が私を歓迎してくれているかのような素晴らしい晴天に恵まれました。今回の旅も、おなじみのバイクと徒歩で満喫!

島内を巡る計画を立て、まずは桃岩展望台へと向かいました。

桃岩という名の通り、その岩肌は不思議なほど桃色がかっており、自然の造形美に思わず見とれてしまいました。普段はお洋服の繊維や素材を見つめる毎日ですが、この日ばかりは大自然の芸術作品に魅了されっぱなしでした。近くには猫岩もあり、その形状は確かに座っている猫のようで思わず微笑んでしまいます。

その後、地蔵岩を経由して澄海岬へ。そこで目にした海の青さは、言葉では表現できないほどの透明感がありました。長年クリーニングの仕事をしていると、純度の高い青色には敏感になるものですが、この海の青さは、どんな染料も及ばないような美しさでした。

午後は、話題の「北のカナリア」の撮影スポットへ。残念ながらブランコは使用禁止でしたが、周囲の景色だけでも十分に感動的でした。

そして、この日最大の感動は夕暮れ時に訪れました。思いがけず目にした礼文島の夕日。空と海が溶け合うように赤く染まり、まるで特別な染色を施したような美しさでした。クリーニング事業運営の私としては、自然がみせる色彩の変化に職業柄、特別な感動を覚えました。

次回は利尻島に渡る予定です。気温差の大きい旅なので、重ね着できる服装を持ってきて正解でした(クリーニング屋からのアドバイスでした!)。

みなさんも、衣替えの季節、旅行の準備など、お困りごとがございましたら、お気軽に当店までご相談ください。

それでは、また次回。